2008年05月25日

4ヶ月待ちのシット

やあ、俺だ。
俺が今乗っているCBR-125RよりもNinja 250Rにお熱なのは知ってるよな?
その熱がこの5月の熱い日差しに照らされて、さらに熱くなってきちまってね。居ても立ってもいられなくなって、今日バイク屋へ行ってきたのさ。

Ninja-250Rを買うためにな

だがどうだ、こいつは今年一番じゃないかという程の人気車種。街のバイク屋さんに普通に置いてある代物じゃあないのさ。どこにあるかって言ゃあ、今はKawasakiの代理店にあるかどうかって按配だ。

そこで俺は覚悟を決めた。近くの代理店、片っ端から当たってやるってな! いわゆるローラー作戦ってヤツだ。

まずは一番近場の店だ。
バイクを店脇に乗り付け、軽いステップで店の中に切り込んだ。客の連中は見慣れねえ俺を訝しげに見ている。その内一人が俺に近づいてきて口を開いた。
"よう、見ねえ顔だな。ここは他所モンが来る所じゃあないぜ?"
俺は無言のままヤツに一撃を食らわせ、苦虫を潰した様な顔の店のオヤジにただ要求だけを突きつけた。
"Ninja-250Rだ"
店のオヤジは無言のまま投げナイフを取り出し、俺目掛けて投げつけて来た。そいつは俺の顔を掠め、頬に赤い筋を刻み、背後の壁に突き刺さった。そのナイフを指差し、店のオヤジが肩をすくめる。そこにはこう張り紙がしてあった。"Ninja-250R 3ヶ月待ち"

やむなく俺は次の店に向かった。
だがそこでも、結果は似たり寄ったりだった。違うと言ったら、オヤジの愛想が良いか悪いかって程度。

そしていくつか店を当たる内、ポリスじろう似のオヤジが居る店に行き着いた。そのポリスじろう似のオヤジは、辺りの様子を伺いながら小声でこう言う。"ウチなら6月にはそのブツ、用意できやすぜ"こいつはいい、俺は2つ返事でokを出したのさ。

その帰り道、今乗っているCBRがNinjaになったらどうだろう、そんな妄想をしながらヘルメットの中でニヤにやついていたもんさ。


家に付いて落ち着いた頃、俺の部屋の電話が鳴った。電話の主はポリスじろう似のオヤジだった。
"ダ、ダンナ、すまねえ…ブツを用意するのは、やっぱり9月になりやさぁ"

"この取り引きはナシだ、いいな?"
俺は怒りに身を任せ、受話器を叩き付けた。
やれやれだ。バイク1台に4ヶ月も待たされちまっちゃあ、俺のラテンの血が騒がない訳がないだろう?
posted by mexican at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Train of Tought | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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